『なりゆきサーカスの展覧会 其の四』@ Black bird White bird_03

DM3

DM中面のご紹介。ぱかっと開くとこんな風に見えます。

 

今回のテーマ“立体”は、4年前に東京で開催した
『なりゆきサーカスの展覧会 其の壱』の進化形だ。

2009年、春。なりゆきサーカスは会議をしていた。
グループ結成後まず展覧会の開催が決まったが、その内容が決まらない。

なにか面白いことがやりたい。
仲良しこよしなんていらない。
ありきたりのテーマ展じゃなくて、真剣勝負がしたい。

仲良しで何がいけないのか、テーマ展の何が嫌だったのか今も不思議だが、
とにかく誰も見たことがないような展覧会がやりたくて
「ぬるい展覧会はごめんだぜー!」と互いに火花を散らしていた。
だが威勢はよくても具体的なものがまとまらず、結局会議は持ち越し。

そんな中、リーダーが突然「昨日、寝ながら思いついた」と展示プランを広げた。
決められたカタチに絵を描く、という共通条件下での制作。
そして各カタチに対する6作品を同じ額内に閉じ込めることで絵を対比させる。
『カタチ』自体がテーマだった。

「枠を、とっぱらう」

これは、見たことがない。
A4のぺらぺらの裏紙に走り書きされたアイデアに心が踊る。

「ええやん!」

なりゆきサーカスが走り出した。
会議。形の協議。そして月に一度のペースで作品を提出し合う日々が秋まで続いた。

今さらだが、絵の形というのはまあ四角いのが普通だ。
丸ぐらいはあるかもしれないが、三角形や五角形、
ましてや馬とか靴底のような具体的なものの形に
あえて絵を成立させる、というようなことを真剣にやる人間はあまりいない。

おかしな奴らだ。
だがわくわくしていた。
自らが出した縛りに苦しみつつも、
せーの、ドン!で作品を出す瞬間はいつもみんな半笑いだった。
合計15形。
そんな〜其の壱〜の作品達も今回どこかの仏像のように一挙大公開・蔵出し。
4年の時を経て、関西初お披露目する予定だ。
この機会に是非多くの方々にご覧いただきたい。

090910_nariyuki_vol1*

切取り線つきでカタチに切り抜けるDMだった。

いや、手前味噌ですがね、今見ても面白いですよ。

ということで?今回のテーマが決まったのは一瞬。
「立体でしょ!」
楽な道と面白そうな道があったらなりゆきサーカスが選ぶのはいつも後者だ。
と言いつつ誰だこんなものを選んだのはと愚痴をこぼし、
またもややったことのないお題に全員が苦戦した。

そのカタチを活かすも殺すもアイデア次第。
もはや新人ではないメンバー6人が見せる作品とは?!
乞うご期待。待て、次号!

(前記事 01 02


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